トピックス

2022-09-12 09:38:00


book.jpg

 

このたび特定失踪者藤田進さんの弟、隆司さんがこれまでの闘いを振り返り、兄への思いと、日朝両政府、なかでも日本政府の心ない対応を具体的に告発する書を出版された。これまで拉致に関する幾多の書が刊行されてきたが、本書は家族の視点で書かれたものとしては出色である。それは900人とも言われる拉致の疑いが排除できない特定失踪者のうちでも、藤田進さんは政府が一番先に拉致認定をすべき被害者であるからと思われる。

 

この書を読むと、日本政府が歴代のトップ以下、誰も本気で拉致問題を解決しようとは思っていないという現実に突き当たる。兄を救いたい一心から、これまで多岐にわたる被害者救出活動をしてきた著者は今、親北勢力からの攻撃の矢面に立っている。
拉致問題の真相、なぜ解決しないのかに関心を寄せる人は、彼のこれまでの闘いがいかに困難で孤独なものであったかを学んでほしい。そして藤田進さんはじめ拉致被害者、特定失踪者の救出は当然の課題だが、その前に現在、体調を崩しておられる藤田隆司さん自身を助けるためにもこの書を読み、世に拡散していただきたいと願う。

 

令和4年6月1日

大阪ブルーリボンの会

 

2022-09-12 09:35:00

im0521.png

 

 5/21(土)午前・午後に渡り天王寺駅前にて街頭活動を実施しました。
署名数380筆・カンパ32,245円(内バッジ34個)・参加者延べ26名でした。
活動に参加の皆様、お疲れさまでした。次回は6/19(日)京橋駅前です。

 

2022-09-12 09:33:00

im220413.png

 

署名数188筆、カンパ18,371円(内バッジ33個)、参加者12名でした。
活動に参加の皆様、長時間に渡りお疲れさまでした。次回は5/21(土)天王寺駅前です。

 

2022-09-12 09:32:00


220321.png

 

3/21(春分の日)天王寺駅前で午前・午後に渡り署名活動を行いました。
署名数854筆、カンパ81,460円(内バッジ117個)、参加者延べ32名でした。
肌寒い中、活動に参加の皆様お疲れさまでした。次回は4/10(日)難波高島屋前です。

 

2022-04-09 17:15:00

家族会・救う会は、以下の本年度運動方針案を決定したとのことです。

 

pdf 家族会・救う会今後の運動方針案.pdf (0.88MB)

 

私たちは18年あまり前から活動してきていますが、「救う会」には加盟していないため、活動方針について意見を述べる場もなく、ネットで「救う会ニュース」が発表する内容をただ受けとめるしかないのですが、拉致被害者の救出を長年放置している政府は、岸田内閣として初めて受け取るこの運動方針を真摯に受けとめ、直ちに家族会と本音の協議に入るべきであると考えます。そうでなければこれまでと同じように、片や言いっぱなし、片や聞き流しで、何の進展もないまま今年も終わってしまうことは明白です。

 

北朝鮮は「全拉致被害者の即時一括帰国」という家族会の願いについて、どう受けとめているのか。「2002年に5人を返して拉致問題は解決した」と、何度も説明しているのに、それを受け入れずますますハードルを上げる日本側とは、まともに交渉もできないと考えているのではないでしょうか?それ以上に私たちは、(北朝鮮と接触しているはずの)日本の外務省自体が、家族会の願いをどう受けとめているのかを知りたいところです。

 

家族会・救う会と日本政府には、「全拉致被害者」とはいったい何人程度と考えているのか、ぜひ教えてほしいと思います。家族会・救う会も政府も、「政府が認定している17人から帰国した5人を差し引いた12人」と考えているのでしょうね?そうでなければ、拉致濃厚な特定失踪者についてもう少し拉致認定を進めようとするでしょう。「政府認定拉致被害者」ではなく、「全拉致被害者」とぼやけた表現を使う本音はどこにあるのか、国民にハッキリと説明すべきだと考えます。

 

一方で、政府認定以外に数百人は拉致されている可能性があると表明している特定失踪者問題調査会は、拉致された人数は分からないのだから、たとえ数人であっても救えるところから救うべきだと言っています。救う会と調査会との考えには開きがありすぎて、私たちは困惑するしかありません。救う会と調査会とは、それぞれの立場について胸襟を開いて話し合い、誰もが納得する形の全国レベルでの運動方針を話し合って決めてほしいものだと思います。

 

令和4年3月15日

大阪ブルーリボンの会

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...